カルクウォール ‐Calk Wall‐
2016/09/08
カルクウォール(Calk Wall)とは、
天然スイス漆喰から生成された内外装塗り壁材です。
その特徴は何と言っても透き通る白、
青空に映える白の色です。
住宅街にあっても、白壁が一際目を引きます。
本建築では古くから漆喰が使われてきました。
お城の外壁は白漆喰が多いです。
漆喰は、
石灰を主成分とし、地球上に存在するカルシウムが原料です。
カルシウムは骨の主成分で、人間の生命にとっても
「有害なものを固める」という習性をもっています。
例えば、有害な菌やがん細胞などを石灰化し固めて死滅させるのです。
漆喰は、
日本のみならず、ヨーロッパ全域で3000年以上の古来から
ごく当たり前に使われた建築材料ですが、
特にアルプスの麓のスイス地方では豊富に産出し、
高品質の石灰岩を原料にした漆喰を盛んに使ってきました。
スイス漆喰の強い殺菌性や湿気をコントロールする調湿性、
そして空気を浄化する機能は、現代の暮らしにも欠かせません。
また漆喰は、強アルカリ性と呼吸性が特徴です。
空気中の匂いの成分や有害な化学物質を吸着し、分解してしまいます。
そのため、ヨーロッパでは王家の高貴な場所や
ワインセラーなどでよく使われました。
そんな天然素材の漆喰を使って、暮らしを楽しんでみませんか?
今までたくさんのお客様の外壁材として、
このスイス漆喰からできた「カルクウォール」を使って
ご好評いただいてきました。