校庭芝生化構想
[気になるもの・こと] 2010年05月10日
絶滅危惧種の「オキナグサ」が今年も花を咲かせました。
小学校の校庭(グランド)の芝生化計画が本格始動したようです。
以前から、一部の市議さんたちが訴えていて、いよいよ養父市においても本格的に動き出した様子。市や教育委員会も予算計上をしているようです。
既にお隣の豊岡市では、数校の小学校で施工され、今後も7から8校の施工予定があるようです。 芝生化した学校は、芝生化のメリット、デメリットを直接見学者に説明するのに忙しいようです。
既に芝生化された小学校のグランド(豊岡市)です。
一見、目にも鮮や、涼しげで新鮮、エコ・環境時代に申し分のない事業のように思えます。しかし、土のグランドがどんどん姿を消す事に違和感もあります。
実際、芝生化には賛否両論あるようです。
皆さんはどのようにお考えでしょうか?
賛成派の意見は次のようなものです。
1、芝生化することで、子供たちが外で遊ぶようになる(?)
2、擦り傷等がなくなり、運動が大胆になる
3、土埃が上がらなくなり、近隣にも迷惑が掛からない
4、子供の体力が向上する(?)
5、芝の植え付けを子ども自身が経験することで、校庭に愛着を持つ などです。
反対派の意見です。
1、芝刈り、雑草刈りなどメンテナンスが大変
2、野球など芝生では出来ないスポーツ・競技がある
3、PTAの関与が煩わしい
4、当初2ヶ月程度、グランドが使用できない
5、土のグランドが無くなって、子供達の遊びに影響が出ないか
6、ゴルフ練習場に使われないか
などです。
まあ、どちらも納得ですが、要は考え方次第です。
私は少年野球を愛する一人として、練習場の確保、試合会場の確保に影響が出ることが大変心配です。芝生化する事で発生する弊害に対処できる管理体制、インフラがあれば、賛成もできます。
しかしおそらく、予算的にも財政的にも、そんな整備はされないと思います。「スポーツは野球だけではない・・・芝生で出来ない競技はない・・・おとな目線ではなく子供目線で・・・校庭は市民団体のものではない・・・」と反論されるに決まっています
残念ながら・・・
そもそも、「校庭芝生化構想」は何の為にやるのか?
PTAだけでなく、住民(学童のいない市民も含め)にしっかりとその趣旨を説明して、最終的な方向性や構想の説明をしない限り、荒地を作ってしまうだけかもしれません。
子供は、泥んこになり、足元が悪いながらも走り回り、擦り傷のひとつも経験して痛みも知り、大地と戯れる。時に、芝生の公園に寝転がり、緑で心癒される・・・その両方を知らなければいけないのでは無いでしょうか?
校庭=公園ではありません。
校庭の良さ、公園の良さ、土のグランドでしか体験できないこと、もっともっとグローバルに考えたい問題です。
教育委員会さん、市会議員さん...
芝生化もいいですが、子供達の通う小学校の現状にもっと目を向けてみてください。
写真は我が子の通う小学校の遊具の実情です!!!
寅ロープが張り巡らされ、使用できません。
これではブランコではありません。
鉄の産業廃棄物です。
冬前からの数ヶ月間、この状態で、放ったらかし。
今年入学した「ピカピカの一年生」たちは、一度もブランコで遊んでいません・・・


