お客様との共通語
[気になるもの・こと] 2010年08月30日
建築業界の常識は一般社会では非常識ということが多々あります。
例えば、言葉。
建築の世界では、古い社員(大工を中心に)は、長さや厚みの表現として、尺(しゃく)、寸(すん)、分(ぶ)、厘(りん)を使います。
また、上記以外に「ミリ」で表わすのが一般的です。
間口1800ミリ、天井高2500ミリ、奥行き450ミリ、段差30ミリ・・・などです。
でも、おそらく一般社会でミリ表現は少ないはずです。
身長を聞かれて「1700ミリです」と答える人はいません
建築の世界にいる我々にとっては、「ミリ」はすぐに理解できるのですが、一般の社会では、「ミリ」では、すぐにピンと来ない方が多いと思います。
実は昨日の夜、末娘(小3)の夏休みの宿題の追い込み(意外と済んでなくて、少しびっくり。来年からは早めに目を光らせ注意しておこう)に付き合いました
算数のプリントに頭を悩ませてしまいました
1リットルは何ミリリットルですか
これはすぐにわかりました
1000ミリリットル。
日常生活において「ミリリットル」は飲料で目にしますからね!
ところが・・・次の問題・・・
1リットルは何㎗ですか
???
わからない・・・
10なのか?100なのか?
㎗・・・
デシリットル・・・
日常生活で滅多に使わない単位。科学者や飲料メーカーの人なら馴染みがあるかもしれないが、少なくともわたくし、社会人になってから、おそらく一度も使用したことがない単位。
小学3年生の算数の教科書広げて確認
答えは10㎗でした。
このように、一般的に使わない専門用語や単位は、お客様の前で使うべきではないのです。
天井高2500ミリではなく、2m50cmと言いましょう
段差30ミリではなく、3センチです。
これがお客様へ対する、小さな、だけど当たり前の気遣いだと思うのです。
気をつけて、見直し、再啓発を行なっていきます。



