とんとん葺き
[家づくり] 2010年04月08日
伝統工法の施工現場では“とんとん”を葺く作業工程に入りました
“とんとん”とは屋根瓦の下に敷く、防水の為の杉板の事です。
今ではアスファルトルーフィングと呼ばれる防水紙を敷くのが一般的になりましたが、伝統工法の家や社寺仏閣などでは、今でも採用されています。
使用している杉板は、但馬の地元産の杉から加工しているとのことです
なかなか見ることの出来ない作業ですので、屋根の上に上がって撮影してまいりました。
まず、杉板を重ねて並べます。軒先から3重に重ねられています。これで雨も漏ることが無い訳です。
18ミリの細くて小さな小さな釘で打っていきますが、釘は全て職人さんの口の中。数十本の釘を口に含み、一本ずつ取り出して打ち付けます。
その技術がスゴイ!!!
左手で杉板を押さえながら、
右手で釘を一本、口から取り出し、
そのまま右手で杉板に差し、
さらに右手に持っている金槌で叩いて釘を沈めます。
そのスピードは僅か1秒足らず・・・もの凄いスピードでミス無く打ち込まれていきます
金槌で打っている間に口の中から次の釘が取り出せるように、口がもぐもぐ動いていて、打ち終ると直ぐに手が口元に・・・
あっという間の出来事です。
まさに「とん、とん」と2回軽く叩くだけでした
昔から伝わる伝統技術に触れ、またひとつ知識を蓄える事が出来て、大変嬉しく思います。 この経験を今後の営業にも活かしたいと思います。


