和風屋根のシンボル -HAFU-
[家づくり] 2010年03月04日
私の部屋の梅の蕾も少しだけ柔らかくなって膨らみ始めました。
当社の刻み場では今、大工が手刻みをしています。
巨大ブーメランではありません・・・
大屋根に取り付ける破風板です。“はふいた”と読みます。
切 妻(きりづま)造
や、
入母屋(いりもや)造
の屋根の両端の三角部分の斜辺に取り付けます。破風板は垂木(たるき)を隠すためにつけられた飾りの板です。 破風(はふ)の形には、直線的な直(すぐ)破風、両端が反り上がる反(そり)破風、中間が上向きに曲がる起(むくり)破風があります。
大きな破風板のついた家は、屋根に貫禄が出ます。分厚い幅広のケヤキで細かい刻みの技術が光ります
この破風板の表面に、彫刻を彫ったり、色を入れたりと、地域性やその家の格式みたいなものを感じられるところでもあります。
大屋根に上がってしまえば細かい部分は見えないかも知れませんが、和風住宅の見せ場のひとつの部位です。慎重に神経を使って細かい刻み作業を見て、メラメラと燃え上がる職人魂を見たような気がします。
屋根に取り付いて下から拝む日が楽しみです



