伝統工法の基礎工事
[家づくり] 2010年02月04日
今日は伝統工法で建てる家の基礎工事の1シーンをご紹介します。
コンクリート布基礎を施工せず、昔の石場突き工法のように柱の下に石(今回は神鍋石)を置き、柱を建てます。荷のかかる柱の下すべてに大きな石を配置していきます。
その数、23。
神社やお寺の建築では今でもあるかもしれませんが、住宅でこの基礎を施工することはほとんどありません。私を含めて当社社員はとても勉強させていただいております。
なにせ貴重な体験ですから・・・
0.1㍉単位の正確な位置出しが必要です。1㍉でも狂うと柱が真っ直ぐに通りません。最新式の測量機械を2台同時使用して、縦から横から糸一本の単位で指示します。石の下には「楔 (くさび)」を咬ませ、石の天の水平も併せて出します。
昔はこんな機械はないのですから、もっともっと知恵を使って、家づくりに取り組んでいたのでしょう。頭があがりません。
変化や改革も必要ですが、昔から伝わる物・事を残していくこと、利用していく事も必要だと感じた一日でした。



