定住促進制度をご存知ですか?
[気になるもの・こと] 2009年11月04日
養父市には「定住促進制度」という事業があるのをご存知でしょうか?
この制度は、「養父市定住促進条例」に基づき、人口の増加による活力ある地域づくりを進め、活気に満ちた養父市を築くことを目的にしています。
養父市に限らず、人口減少問題を抱える市町村には同種の事業があると思います。
簡単に言えば、「奨励金」がいただける補助金事業です。
養父市では、市内に住居を新築して定住する場合、新築等奨励金として15万円~MAX50万円 までいただけます。
※補助額の幅については、その該当地域の高齢化率によって差が出ます。例えば、高齢化率30%未満の地域なら15万円、50%以上の地域では50万円といった具合です。高齢化率は市民課に行けば教えてくれます。
先日、私が担当させていただきましたお宅も、条件を満たした為、申請し、奨励金をいただくことができました。新築費用や生活費用の足しになりますから、申請漏れのないようにしたいものです。
もちろん当社で新築いただくお客様には担当者から申請書式一式をお渡しできます。
期間は平成26年3月31日までの申請となっております。
他にも、空家購入奨励金、増改築奨励金、家賃対策奨励金、Uターン・Iターン就労奨励金などがあります。
但馬地域の人口減少は深刻で、全国を大きく上回るペースで進んでいます。このまま行くと地域の活力は失われます。ある大学教授の研究では、30年後、日本の人口は3,000万人減少し、約9,000万人になる。 しかもその3,000万人は都市部からではなく、地方から消える・・・という恐ろしい結果です。
そのようなことが現実になれば、私たちの暮らす但馬はいったいどうなってしまうのだろうか?私たちの時代は良くとも、子どもたち時代が心配です。一極集中を防ぐために、地域への定住を促すことは重要なことだと思います。
人口減少の原因は多種多様なものが絡み合っていて一概には言えませんが、これからの地域経済の根幹を揺るがす大きな大きな問題であることは間違いありません。
まず、出生率の問題。但馬の出生率は全国平均よりもかなり高いですし、兵庫県内でも高いほうですが、但馬の場合、出生率以前に成婚率が問題のようです。
そして、雇用の問題。地元に残って、或いはUターンして働きたくても雇用先がないと言った問題にぶち当たります。特に高校新卒者の求人がないようです。10年前1500件ほどあった求人が、今は150件ほどだそうです。10分の1です。
都会から大企業の工場を誘致することも大切ですが、我々地元密着の中小企業が頑張って雇用を創出しなければいけません。頑張りましょう。
そして、医療や福祉、育児などの生活環境の充実も必要です。安心して暮らせる地域をつくる仕組みが必要でしょう。特に医療問題は切実です。産婦人科・小児科などの生み育てる環境が田舎には足りません。今後の大きな課題です。
また、若者が切望する娯楽・教育施設の充実も考えなければならないでしょう。遊び・学びが両立できてこそ、若者は目を向けてくれます。
要は郷土愛が失われていることが問題だと思うのです。
我が「故郷 ふるさと」を愛することこそ、地域経済の活力に繋がります。


