今、私たちに出来る事は何なのか?
日に日に被害は拡大し、心の痛い日が続きます。
掛ける言葉が見つからないから、とりあえず「頑張って・・・」と言っても、家族の行方を捜している被災者にとって、何をどう頑張ればよいのか・・・その場しのぎの軽はずみな言動は慎まなければならないのではないか。
今、遠く離れた私たちに出来る事は・・・
ボランティア?
節電?
救援物資?
実際問題、仕事を投げ出してボランティアに駆けつけることは出来ないし、関西の節電が被災地にどれほど役に立つのかも解らない。携帯にメールが飛び込んだ節電呼びかけは、被災者をもてあそぶチェーンメールだったし・・・
救援物資を送るにしても、本当に役立つ、被災者が求めているものが何かいまいち解らないし・・・
阪神大震災や中越地震で救援物資にまぎれて
廃棄物が送られたり、ボランティアと言って途中で投げ出したり・・・
過去の経験から、心無い行動が問題視されています。
あるブログに目が釘付けになりました。
タイトルは、
被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者へ~僕の浅はかな経験談~
阪神大震災を高校生時代に経験した若者が書いたもので、ネット上で反響をよんでいます。
内容を掻い摘んで紹介すると・・・
ボランティアに行きたい彼らに対し、高校の担任の物理の先生がこんな話をした。
「あなた方のなかには、正義感や義侠心に駆られて現地に乗り込む人もいるでしょう。それは間違ったことではありませんが、正直に言えば、あなた方が役に立つことはありません。それでも何かの役に立ちたいという人は、これから言う事をよく聞いてください。
まず、食料は持って行き、無くなったら帰ってくること。被災者の食料に手を出してはいけません。
寝袋、テントを持っていくこと。乾いた床は被災者のものです。あなたがたが寝てはいけません。
作業員として登録したら、仕事の内容がどうであれ拒否してはいけません。集団作業において途中離脱ほど邪魔なものはないからです。
以上の事が守れるのであれば、君たちは何の技術もありませんが、若く、優秀で力があります。少しでも役に立つことがあるかもしれない。ただ、私としては、今は現地に行かず受験に集中し、大学で専門的な知識や技術を身に付けて、10年後20年後の災害を防ぐ人材になって欲しいと思っています。」
本当に、感銘を受けた内容のブログでした。
実際、過去には興味本位や怖いもの見たさで手ぶらで現地に駆けつけ、汚い仕事は嫌がるボランティアがたくさんいたと聞く。
このような境遇の時、インスタントなボランティア精神は罪なのだと思う。
一年後に被災地に入って、精神的ケアが出来る人が求められるのだろう。
とりあえず、当社では少ないながらも義捐金という形で送ることにしました。被災地側の判断で復旧の費用のほんの一部にでもなればと願います。