昨日は、宅地建物取引業協会主催の研修会の日でした。
今回の内容はなかなかおもしろいもので、勉強にもなり、また今後役に立つ内容でした。
ズバリ、「暴力団追放シュミレーション」のロールプレイング。
県警の暴力団対策課の本物の刑事さんが講師となり、実戦を交えた講習をしてくれました。
ロールプレイングですから迫力が凄かった
写真は、当社営業担当の中川君が相手役に大当たり。
前へ出て、や○ざにからまれる役をしました。
黒服の方が県警の刑事さん。
や○ざなのか刑事なのか微妙
なくらい罵声がお上手でした
今回のシュミレーション事例は、営業マンAさんが車を運転中、突然脇道から出てきた(わざと)暴力団運転の高級車にぶつかりそうになり急ブレーキ。(実際は衝突していない)
後部座席に乗っていた組事務所の会長が驚いて、体調を壊し入院。落とし前をつけろ・・・といちゃもんをつけ、会社に対し不当要求をするというもの。
さて、皆さんがこの当人または上司、解決の窓口担当であったとすれば、どのような対応を取りますか?上手くこのピンチをかわすことができますか。
このような事例は決して無い話ではありませんよね。起きてほしくは無いけれど、実際起きるかもしれない案件です。
実際に起きてしまったら、次の対処ポイントを知っているだけで、随分結果が違うと思われますので、自身の身を守ると思って覚えてください。
まず、暴力団の不当要求とは、金品目的がほとんどです。言いがかりをつけてお金を脅し取ろうとしてきます。
【ポイント1】事故相手や会社の上司に電話をして、組事務所に謝罪に来い!と脅してきますが、決して相手事務所には行かない。話し合いが必要であれば会社に来てもらう。相手人数より多い人数で対応し、お茶などは絶対出さない。
【ポイント2】書記役を決め、話の内容をメモする。また、録音機で内容を録音する。「勝手に録音するな!法律違反と違うか!」などと言われても、個人情報保護法に規定する不正な情報の取得に当たらないため一切問題ない。話の無いように食い違いがあっても困るし、会社に報告もしなければならないので録音させてもらうことをはっきりと伝える。
【ポイント3】乗り込んできた相手の名前や所属する団体の名称、連絡先を尋ねる。相手は「これから永い付き合いや!名刺を出せ!と脅してきますが、あなたのお名前をお聞きするまで出せない、相手が名刺を出すまで自分も出さないという気構えで対応する。ただ、窓口一元化のため名刺を出しても良いが、その場合でも相手の特定や車のナンバーを確認する。
【ポイント4】誠意を見せろ!と不当要求に入ります。ここで注意したいのが、相手は金で解決しようとは言いません。あくまでも誠意という言葉を使います。こちらからお金の話は絶対にせず、「誠意の意味がわかりません。詳しく誠意の内容を教えてください」などと、はっきりと相手からの要求内容を確認する。
【ポイント5】名刺などに迷惑を掛けたと一筆書いてくれ!と要求します。しかし、そのようなことを書いてしまうと認めた事になり、後々自分の首を締める事になります。絶対に書かないようにしてきっぱりと断る。
【ポイント6】お金が取れないとわかったら、折り合いをつけようと機関紙などを購読してくれ!という要求に変わります。政治や地域貢献の内容で1回だけ買えとのことであるが、絶対に受けてはいけない。一度購読を了解すれば延々と送られてくる可能性がある。
【ポイント7】最終段階になれば相手が騒ぎ立て、社長を呼べ!社長何処や!などとまくし立てます。このようになったら冷静に対応し、暴れるようなら迷わず警察に通報しましょう。
如何ですか?
万が一、このような不測の事態に巻き込まれたら、このポイントを思い出してもらって、冷静にひるむことなく、対処しましょう。
必ず正義は勝ちますから・・・
ちなみに兵庫県内には県管轄の4つの相談所がありますので、一人では悩まずご相談下さいね。
神戸暴力団相談所 078-362-8930
尼崎暴力団相談所 06-6416-8930
加古川暴力団相談所 079-427-8930
姫路暴力団相談所 079-222-8930
以上、ご参考まで・・・