お知らせ・イベント情報

不思議!?な海老束

とても不思議な住宅部材をご紹介します。

下の写真をご覧ください。これは、海老束と言い、和室に設ける違棚に使用する部材です。ある商社の展示会で購入したものです。

%8AC%98V%91%A9%82P.JPG

 

違棚とは・・・床脇などに設けられる2段の段違いの化粧棚のことで、その構造は上段板・下段板と上下の段を接合する海老束から成り、上段板の端には筆返しが付きます。

%91%E4%96%CA.jpg

現在では和室の装飾として残っていますが、本来の機能は、茶の湯棚、書棚、文房具棚として用いられてきました。上段には、冠・香炉・筆などを置き、下段には烏帽子・壷・印判・巻物・書物・硯箱などを置くように決まっていたようです。

 

さて、写真の海老束ですが・・・ 見れば見るほど不思議です。 中央に装飾のひょうたんが彫ってあるのですが、これをどのようにして入れた?(彫った???)のかが謎なのです。

しかもこのひょうたん、クルクルと回ります。 %8AC%98V%91%A9%82Q.JPG %8AC%98V%91%A9%82R.JPG

売主曰く、「後から入れた・・・」とのこと。そういわれれば後から入れたようにも見えますが、どう見てもひょうたんのほうが窓よりも大きいのです。

%8AC%98V%91%A9%82S.JPG

 作者はもうお亡くなりになられたそうで聞くことは出来ません。 材料はケヤキで、とても硬い木です。

 昔の人はすごいとしか言いようがありませんね。 謎は謎のまま、和室を飾ってもらうことにしましょう。

これもロマンです。

 

代表取締役 三木 勝彦

最新のお知らせ・イベント情報へ

ページの先頭へ